白神・能代山本地区
世界自然遺産の山々でブナの自然林にふれ、山海の幸に満足
世界自然遺産 白神山地
秋田と青森にまたがるブナの原生林が生い茂る山岳地域で、この中の16,971haが平成5年に世界自然遺産として登録されました。
ここには、世界最大級の原生的なブナの自然林が残されており、多種多様な植物群落が見られ、ブナ林を基盤とする豊かな動植物群が生息する等多様な生態系が形成されています。
登録地域は入山規制がありますが、岳岱(だけだい)自然観察教育林など登録地域以外での散策も十分楽しめ、訪れる人を感動させます。
五能線 リゾートしらかみ
能代市の東能代駅と青森県川部駅を結ぶ全長147.2kmの鉄道。
車窓から望む日本海や、ブナ原生林の風景は爽快。
環境にやさしいハイブリッドを搭載した新型リゾートしらかみ「青池編成」が快走します。
風の松原
江戸時代中期に植林された砂防林で、東京ドーム163個分、約14kmに渡って700万本のクロマツが生い茂る国内最大級のクロマツ林で、日本五大松原に数えられている景勝地です。
人の手で植えられ、育てられてきた約700万本ものクロマツは厳しい海風による飛砂を防ぐため、江戸時代から植栽されたもので、今も能代のまちとそこに住む人々を守り続けています。
敷地内には遊歩道などが整備されています。
白神山地世界遺産センター「藤里館」
世界遺産・白神山地の散策拠点。
世界遺産地域を広く知ってもらうとともに白神山地の豊富な自然を守っていこうと開設されたビジターセンター。
白神に関する様々な資料をそろえるほか、自然アドバイザーが常駐し、案内や解説も行っている。
岳岱自然観察教育林
12haにわたって広がる世界最大のブナ原生林「白神山地」のショーケース的存在。
ブナの実生から成木までの育成過程や、苔むした岩などが観察できる。
歩道やトイレなども整備されているため、白神探訪には適している。
能代エナジアムパーク
東京電力・能代火力発電所のPR館。火力発電所の廃熱を利用した熱帯雨林植物園や、自然環境や資源エネルギーについて学べる展示コーナー、能代の夏祭り「ねぶ流し」を紹介するねぶ流し館など内容も盛り沢山。
発電所の熱を利用した熱帯植物園は必見です。